7月7日、校外委員長と「世田谷少年センター」で行われてた青少年問題懇談会に出席しました。
少年センターは警察庁少年事件課、少年育成課が運営する施設です。主な活動は①補導②心理相談③立直り支援活動です。
警視庁少年センターのページ
当日は「ネットルールについて」と「少年問題について」の2つの講話を聞きました。
今回は少年問題について、紹介します。
青少年全体の問題行動はここ10年で大幅に減っています。が、小学生を取り出すと万引きや自転車泥棒、夜遊び、家出、ゲームセンターでの補導件数は残念ながら増えています。
これらの不良行為のきっかけは「満たされない気持ち」です。
どうぞ保護者の皆様は、思春期を迎える前に
①安全基地…心身の落ち着ける場所
②学びの場…社会に出る前に学ぶしつけの場
③信頼関係の構築…暖かみのある、子供も目線に沿った関わり
④自信の形成…成功だけでなく、失敗の大切さを知る
上の四点を心がけ子育てを楽しんで下さい。
最後に、補導された児童を保護者が迎えに行く際、ほとんどのお母さまは「ウチの子がまさかっ!」と泣き崩れるそうです。
どうぞ、思春期に入っても「目は離さすに、手を離せ!」のスタンスで、お子さんに見守って下さい。